2008年09月04日

北海道滝川市でおきた2億円余りの「生活保護費詐欺事件」について。


北海道滝川市から「生活保護費」をだまし取る、という犯罪が平成19年に発覚。
「福祉行政」の少ない予算を食いものにする「お下劣」な犯罪が、発生しました。

「生活保護費」の不正受給など、たまに耳にする犯罪です。

しかし、今回は、何と・・・滝川市からだまし取った金額が・・・1年あまりで、およそ2億600万円ほど!!
イスから転げ落ちました!

結論を先に述べますと、北海道滝川市から2億円余りをだまし取ったとして滝川市内に住む暴力団員片倉勝彦(42)被告とその妻(38)は、詐欺罪で告訴されました。
6月末に、札幌地裁で片倉勝彦被告は、懲役13年の実刑判決を言い渡されました。
同じく詐欺と覚醒剤取締法違反の罪に問われた妻は、懲役8年の判決。

片倉被告は、一時控訴の意思を示しましたが、その後、控訴を取り下げて1審判決が確定しました。

妻に関しては、判決を不服として札幌高裁に控訴、控訴審初公判が10月9日に開かれる予定です。
妻に関しては、現在係争中のため名前は伏せます。

滝川市から1年あまりで、どのような方法で2億円ほどの巨額な「生活保護費」をだましとったのでしょうか?

生活保護を受給する世帯の「通院移送費」などが、「生活保護費」の必要経費の一部というシステムを悪用しました。
ストレッチャー対応型タクシーによる「通院移送費」を、滝川市に請求するという方法です。
詐取した通院移送費が介護タクシー会社から還流し、夫婦の手に渡っていたということです。

期間は、平成18年12月〜19年11月、35回にわたり滝川−札幌両市間を往復したと、滝川市に申請。

ちなみに、滝川市と札幌市は、およそ100キロほど離れています・・・( ゚д゚):

片倉被告らは、介護タクシー代2億215万円と生活保護費389万円の計2億604万円を滝川市からだまし取った
というものです。

滝川市は、両被告らに不正受給額の返還請求。
そして札幌市の介護タクシー会社に3460万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁滝川支部に起こしました。


尚、生活保護費のうち4分の3は国庫が負担しております。

みなさまの「血税」です・・・(゚▽゚*) 。

「ずさん」という、一言で片付くような事件ではありません・・・(^^;) 。


<参照>
北海道札幌市中央区の前田医師による聴覚障害者手帳の不正発給問題について。

この事件の舞台となった北海道芦別市と赤平市のとなりの街が滝川市です・・・。

「福祉行政」は、食いものになりやすいのでしょうか・・・。

タグ:福祉 北海道
posted by kita-kita at 17:49 | Comment(2) | TrackBack(1) | 北の街の出来事
この記事へのコメント
おそらく、暴力団の無謀ともいえる要求にびびって いいなりになったのではないか?
 日本とアメリカの問題のように、
Posted by tutiryu at 2008年09月26日 13:10
先天性の病気で障害年金がもらえない方は生活保護申請すれば障害年金のほうが少ないので年金にかわる生活保護費12万6140円年金が六万六千八円だから
Posted by 田中和也 at 2009年01月29日 17:55
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[社会]保護費詐取、2億円を全職員穴埋め?「連帯責任」に異論も
Excerpt: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090208-00000055-yom-soci 北海道滝川市の生活保護費詐取事件が立件されてから2月で丸1年が経過した。捜査...
Weblog: Macと愛猫
Tracked: 2009-02-09 11:09
今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。